ある週末、泊まり込み研修がありました。
この研修は、私のビジネス３本の柱のうちの１本、時間管理ができず、自分の中の優先順位が低いこともあり、進められていない分野の研修です。
ただ、今後一番成長が見込める分野かつ最も社会的意義があり、よって価値が高いわけですが、いわゆる緊急でない重要なことというわけです。
この1日半の中で、夜22時に、普段なかなか会えない伝説の御仁に、1対10で直接お話を聞く機会がありました。
全員緊張のあまり、この御仁の話を聞くのがやっとのところ、私としては「一般論なんて聞いても意味ない、ここで自分の悩みをぶつけないと！もう二度と会えないかもしれないし、恥のかき捨てだ！」と思い、いつも自分の心の奥底にある葛藤を吐き出しました。
すると、その御仁は「それは忙しい皆さん、みんなに当てはまることだと思います。私も始めた頃同じカベにぶち当たりました。今まで築いてきた信頼関係が崩れてしまうのではないか？ところが、一時的には音信不通になることはあっても、ずっと繋がっていたい人とは未だに繋がっている。要は、どのコミュニティまで、どんな順番で、進めていくのか、戦略を立てること。いわば事業計画です。そして、思い切って切り捨てることも必要です。それはあなたにしか決められない。どこで決断するか？です。このまま5年、10年決断出来なければ中途半端なまんまです。4つの気（その気、やる気、本気、死ぬほど本気)のうち、「その気」程度の人の周りにはそんな人しか集まって来ない…「死ぬほど本気」の人が集まって来るには、自分が「死ぬほど本気」じゃなければ！」
非常に腑に落ちるお話でした。
こんなことってよくあります。自分だけが抱えている悩みだと思っていることが、実は皆んなが悩んでいることだった…みたいな。
声を上げたことが、周りの皆んなのためになった！そういう満足感もありました。
この御仁に、「自分の中のターニングポイントはあの時でした！」と言えるようになりたい、心からそう思いました。