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2018/10/11

引き続き怒りについて

引き続き怒りについて考えていました。
自分の思いを述べることは時間はかかりませんが、先人のお話を聞き咀嚼するには時間がかかります…

大愚和尚曰く、仏教には、心の三毒というのがあるそうです。
すなわち、貪瞋痴だそうで、対象を求める貪欲、怒りである瞋恚しんい、真理を見失う愚痴のことだそうです。
怒りの根源は、恐怖や不安から来るそうで、自分の求める状態が手に入らない恐怖や不安から苛立ちにつながるとのことで、客観視すると大変愚かな状況であるとのことでした。
前回、述べたように、怒りの感情はアドレナリンの放出により、正常な判断力そしてスタミナさえ奪います。
本当に戦わねばならぬときには、怒りの感情は邪魔でしかないとのことでした。つまり、「戦う」こと=「怒る」ことではないということです。格闘技でさえそうで、ボクシングや異種格闘技戦でさえ、怒りの感情が生まれた段階で負けの可能性が高くなるとのことでした。
勝負の明暗を分けるものは、普段からの絶え間ない訓練だそうです。
翻って自分を見てみると、その通りだと思いました。
最近、怒りの感情に支配されることが多かったので、怒りについて勉強してみましたが、結局怒ることは自分にとって損(損得勘定するのも不粋な気がしますが…)にしかならないと思いました。
大愚和尚はこうも言っていました。
仏教の教えは3歳児でも理解できるが、実践するのは80歳の老人でも難しいと。初心者がテニスを上手くなりたくて、大坂選手に教わったとしても、その日からすぐ大坂選手と同じプレイができるわけもない。毎日毎日意識して努力してやっとそのレベルに近付けるわけです。
私自身も毎日意識して努めていきます。

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