2018/10/27
経営者の財務戦略のお話
中小企業の創業者オーナーの企業は、事業承継が今大きな問題となっています。団塊の世代が70歳になり経営者の40%以上が65歳を超えるという、経営者高齢化時代を迎え、後継者不足がそのひとつです。
また運良く後継者が見つかっても、創業オーナーがその後継者に自社株を渡そうとすると、株価が高いほど相続時に過大な相続税がかかります(株式の持分を分散させることは経営が不安定になってしまうため、可能な限り後継者一人に持分を集中させたいわけですが、他の相続人との分割協議が整うことが前提です)。
そこで、後継者の納税資金を確保しておく必要があるわけです。何を財源にするか色々あるかと思いますが、利益が多く出ているときに本来は法人税で持っていかれてしまう分を、この相続税の納税資金に充てられれば、こんなに効率的なことはないんじゃないでしょうか?(法人は法人税で課税された上、個人も相続税で課税されてしまうのが、日本の現状です…)
え?法人の法人税支払分を、個人の相続税支払分に充当できる⁉︎そんな方法あるわけないと思われるかもしれませんが、実は合法的に可能なのです。
そんな手段が実はありました。
他にも法人のお役に立ちたいと思っていたら、そんな情報が沢山入ってきて、両手に持ちきれないほどの数のスキームになってしまいました。
さあ、どれを研いでいきますか?どのプロフェッショナルになりますか?全部ですか?一つですか?私は一つにする必要はないと今は思っています。
頭を落ち着けて、胸に手を当てて、集中して、今後どんな自分になっていきたいかをイメージします。寝る前3秒と起きてすぐ3秒のイメージが一番潜在意識に入りやすいそうです。
やりたいこととやりたくないことの書き出しもします。
私にはこういった自分との対話の時間が圧倒的に足りていなかったと思います。
まずは意識的に時間を作ること!そんなに難しいことではありません。