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2019/02/17

お金って何なんだろう?

今まで観た映画の中で人生観を変える(というと大袈裟ですが)大きなインパクト(気付き)がありました。「億男」という映画です。

兄の保証人になってしまい3000万円の借金を背負った主人公が、3億円の宝くじに当たったところから、物語はスタートします。
主人公は奥さんと小学生の娘と別居中で、奥さんからは離婚を迫られていました。
月15万円を返済するために、昼間は司書の仕事、夜は食品加工の仕事と働き詰めで、唯一週一日の休みだけ娘と過ごせる日々が続いていました。主人公は借金の件さえ片付けば…妻子は戻ってきて元通り過ごせると思っていました。

そんな最中、3億円を手にするわけです!これで借金は全額完済!愛する妻子には一切お金の心配をさせずに済む!家族の問題は一気に解決した!と思ったわけです。
ただ、ちょっと待てよ…宝くじに当たった人はその後の人生が崩壊している…そうならないように、これは富裕層にお金の使い方を学んだほうが良いと考え、運良く学生時代の唯一の親友がフリマ事業でITベンチャーを起業し大成功していたので、彼(A)を訪ねたわけです。
次の日、3億円はAと共にはたと消えました。電話をかけても一切繋がらず、主人公は途方に暮れ、数少ない手がかりを元にAを探す旅が始まります。
Aも仕事人間で、Aのことをよく知る人は少ないわけですが、創業メンバーがA含め4人いて、彼らにAの居場所を尋ねに回ります。
3人とも富裕層なので、宝くじで3億円当たったこと、それをAに持ち逃げされた経緯を話すと、それをどう使うべきか各々の反応から、各々のお金に対する考え方が分かってくるわけです。
主人公はお金って何なんだろうと考えてしまいます。

よく「お金は人を変える」と言いますが、作中では「人がお金を変える」と言っています。その人の考え方によってお金が薬にも毒にもなるという意味です。お金の使い方は人それぞれ、大体20歳までにその人のお金の使い方が決まると言われています。
作中で、主人公は妻に「もうお金の心配は一切しなくていいよ。だから戻って来ないか。」と何度か問いかけますが、妻の答えはすべてNO。結局、離婚に応じざるを得なくなってしまいます。
これ以上ストーリーを説明するときネタバレになってしまいますので、止めておきますが、妻の離婚理由はお金がないことではなく別にあったわけです。
主人公の失敗はお金がすべての問題を解決してくれると思ったことでした。
私は自分のことを言ってる映画かと思うほど、主人公と非常に重なる部分を感じました。家族に一切のお金の心配をさせないように頑張ろう!と。しかし、家族が求めている幸せは家族で過ごす時間だったり、お金以外に大切なことがいっぱいあったわけです。
今後の自分の人生に大きな影響を与える一本になりました。

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