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2019/03/23

米国FP業界のお話

フィーオンリーのFP団体の「FP技能士会」定例会で、米国FP業界視察のお話を聞けたのが、印象的でした。

毎年10月あたりに、米国でNAPFAといってフィーオンリーにこだわっている、つまり金融商品その他一切の商材を販売せずに、コンサルティングやアセットマネジメント顧問料等で生計を立てている業界団体のカンファレンスがあります。そこへの参加を主目的に、米国のFP事務所だったり、投資会社だったりを、毎年視察しているそうです。参加者8人の感想を交えてお聞きしました。

まず、ビックリしたのが、今回は通訳を付けなかったそうです!ということは…英語でヒアリング、スピーキングができないと話にならないということです!少なくともヒアリングができないと行く意味さえないかもしれません。
私は今回の話を聞く前から、今年の米国視察には絶対参加しよう!と決めていましたが、通訳が付くだろうとタカをくくっていました。これでいよいよ英語の操舵が必須になったわけです。
今、電車の中刷りやネット広告で英語を短期間で身に付ける方法がバシバシ目に入ってきます。サッカーの本田圭佑さんが身に付けた方法が良いかな…なんて思ってます。

全体を通して感想は、やはり米国は進んでいます!日本の将来を予見できました。
現状、日本の個人金融資産の6割を65歳以上が保有しています。そして、その65歳以上が総人口に占める割合は今後どんどん増加していきます。
若年層は運用期間が長い分、資産の増やし方は、リスク性資産に積立投資をしていけば良いだけなので簡単です。
しかし、高齢者は運用期間が短いため、資産の増やし方は一括投資が中心になるために、リスクの取り方が難しくなります。
そこに我々の存在意義が出てくる気がしています。高齢者は資産を増やす必要がないという意見もあるかもしれませんが、それは今まで充分に増やしてきて、老後の経済的心配がない人の考え方かと思います。個人金融資産の8割を占める元本確保型で保有しきた、殆どの日本人高齢者は、人生100年時代と言われる今後に経済的不安を感じているのでは?と思います。
インカムが公的年金しかない中で、その上毎年給付額も減ってくる中で、果たして100歳まで自分の資産がもつのか?途中で尽きてしまうのでは…だったら取り崩した後も資産があまり減らないようにしなくてはならない、それには運用しかないと思います。
でも、今まで運用したことないからどうやって運用したら良いか分からない。
そこに我々のビジネスチャンスがあるわけです。AI、ロボアドバイザー…が出てきても、先進技術に強くない高齢者にはやはり人間のアドバイザーは欠かせないと思います。
そのノウハウを10年先を行く米国から学んで来たい。日本の先駆者からも教わっていきたいと思います。

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