損害保険の更新案件が非常に多くて、そのお手続きで忙しくさせていただいております。

今年１０月に火災保険の全社一斉改定があります。大体、火災保険は4〜5年に一回、こういった大きな改定が行われます。昨年１０月の大きな台風で各社とも保険金の支払が多額になったからかというと、そうではなく、２〜３年前の天災の多発を受けてのことだそうです。今回の一斉改定は、各社が火災保険料の算出基礎にしている、損害保険料算出機構の参考純率の改定があるからですが、これが４～５年に一回行われるわけで、各社毎の改定は各社の事情に応じて随時行われています。

では、今回の改定によって、火災保険料はどうなるのかといいますと、各社、築年数により程度の差こそあれ、ほとんど値上がりします。 ということは、火災保険はどうせ入っていないといけないわけですから、値上がり前の９月末までに保険期間を最長の保険１０年契約に見直しておくほうが、値上がりを遅らせることができるわけです。つまり、契約時の保険料が、保険期間中はずっと変わらないので、例えば現在５年契約でご契約されていて、残保険期間２年という場合、２年後の更新時には今年１０月の大改定を踏まえた値上がりした保険料で契約しないといけなくなるので、現在の契約を残２年を残し解約し（解約しても残２年分の保険料は戻ってきます）、値上がり前の保険料で１０年契約をすることによって、２年後に値上がりするはずだった火災保険が１０年後の値上がりで済むというわけです。

申込期限は９月末までです。見直しされたい方はご連絡ください。