①所属している保険代理店の大先輩に、顧客に対して何をどう話しているか、教えていただく機会がありました。
私の通常面談は大体１回２時間になります。それは、そういう意識だからだろうと思います。２時間を長く感じる人もいると思います。
大先輩の一連の流れは45分でした。その中で相手に伝えたいポイントが非常に明確な言葉で端的にまとまっていました。そして、話す順番通りに並べた資料が紙芝居のようにスライドしていきます。つまり、伝えたいポイントが言葉だけでなく、同時に視覚情報としても相手に認知されます。さらに、その紙芝居を相手の手元に置いて帰ってきます。相手が後で気になったときに見返せるわけです。大先輩は、「自分の分身を置いてくる」と仰っていました。大先輩は、長年、安定して高挙績を挙げ続けておられますが、必然の結果だと感じました。
さあ、これを自分の血肉にする！

②経営コンサルのような形で、2週間に一度、ご相談をしている先生がいます。水曜日にお会いしましたが、ある組織に提案したものの、組織内外何かの問題があって、全く検討が進まずこのまま暗礁に乗り上げてしまうのではないかという案件があります。
どうアプローチすれば良いか途方に暮れていましたが、ご相談したら全く別の切り口から、「この人に話をしてみたら」という目の覚めるようなご指導をいただきました。
組織の中で「総務」という部署は、営業？広報？どこが担当すれば良いのか分からない案件を担当する部署で、そこのトップは調整役として温厚で人情味のある方が多く、困ったときに相談すると思わぬ助け舟を出してくれることが往々にしてあるとのことでした。
先生の今までの経験から、私が経験しているカベと同じようなことが何回かあったとのことで、その時解決した方法を教えていただき、その上で今回の個別事情を鑑みるとこの人だという判断でした。

①②の経験から、私は実は本当に多くの先生に助けられているのだなと、非常に恵まれた環境にいるのだなと感じました。