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2018/09/02

キャンプでの出会いのお話

週末、妻子とキャンプデビューしました。
長女が小学生になり、妻と半年程前から「家族の思い出としていろんな体験をさせよう」と話をしており、
その手始めとしてのキャンプがようやく実現しました。なぜキャンプなのか?というと、長女は私や妻と違って、生まれたときから都心住まい(実家が都心)で、
昆虫が怖くて触れない等、作られた(人工の)ものに囲まれた生活の中で、やたら清潔で、
身の回りで起こることもすべて想定内で完結するという経験しかしておらず、
このままだと非常に偏った人格になってしまうのではという危機感を感じていたからです。

結論から言うと大成功でした。
すでに次回の予定も決まり、今後は月に一度は行こうという話になった程でした。

今回、私たちのテント設営サイトの真向かいに、警察犬や災害救助犬の教育をするブリーダーさんのグループが陣取っていました。
1泊2日の時間の殆どをこの方たちと共有させていただくことができたのが大きかったです。
出会いのきっかけは、テント設営時にこの方たちのサイトと知らず設営し始めてしまい、それをお詫びしたら
私の不慣れな設営(2時間もかかりました…)を見兼ねたのか、お手伝いしていただいたことでした。

犬は10頭ほどいましたが、ほぼ大型犬で、中には日本では法律上警察犬等にはなれないのですが、
海外では普通に警察犬や災害救助犬として活躍しているというベルギー産のシェパードもいました。
とても賢そうできれいな顔をしており、長女は相通ずるところがあったみたいで、非常に仲良くなりました。
ランチBBQにお招きいただいた後、犬の訓練としての水泳を、長女が犬の肩に捕まって一緒に泳ぐという体験もさせたいただきました。

犬の寿命は大型犬ほど早いようで、人間の1年=8年だそうで、大型犬は大体10歳~12歳ということです。
小型犬・中型犬になってくると人間の1年=5年だそうですので15歳~19歳ですが、
私は、このことが非常に切なく、つまり生まれてから15年前後で別れが来てしまうわけで・・・
だから娘には飼うのを反対していました。他にもマションでは飼えないルールになっていましたし、
長女が最初はしっかり面倒見るとは言っていますが、いずれ思春期になり犬への関心が薄れてしまうのでは…とも思っていました。

今回の件で、その方針は変わりませんが、長女にとっては人間以外の生き物を労わるという意味で非常に良い経験になりました。
このグループは、毎年同じ時期にこの場所で集合されているということで、来年の再開を約しました。
キャンプというのはこういう普段絶対出会う機会のないような方にまで出会える、
時間やお金では買えない非常に貴重な経験ができることも分かりました。

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